上肢疾患

肩腱板断裂手術

肩腱板断裂で鎮痛剤の内服、注射などの非手術的な治療で疼痛が改善しないときに手術的治療をお勧めします。
疼痛が強い場合や腕を挙げる動作を必要とするスポーツや仕事に復帰を望む場合にも手術をお勧めします。
手術方法は腱板を修復して、肩峰という骨の先の腱板と大結節にあたる骨の部分をなくすことによって、痛みをとり、運動機能を回復することができます。

肩関節形成術

腱板を修復して、肩峰という骨の先の腱板と大結節にあたる骨の部分をなくすことによって、痛みをとり、運動機能を回復することができます。

手根管開放術

手根管症候群に対する手根管開放術は現在の症状の原因となっている正中神経の圧迫(多くは屈筋支帯が厚くなって正中神経を圧迫)を開放することが目的です。
神経が走行するため、この屈筋支帯が厚くなると正中神経が圧迫されます。屈筋支帯を切開することによって正中神経を開放されます。
手根部に3~4cmの皮膚切開を加えて、皮膚の下に存在する屈筋支帯を見つけます。次に、屈筋支帯を神経に沿って切開を加えて、正中神経への圧迫がなくなったことを確認し、 皮膚を縫合して手術を終えます。

尺骨神経前方移行術

尺骨神経を、内側上顆の後ろから前側に移す手術です。手術方法には、前側の皮膚の下に神経を移す「皮下前方移行術」と、指を握る筋肉の下に移す「筋層下前方移行術」があります。
皮下前方移行術では3週間程度、筋層下前方移行術では1か月程度、それぞれひじを固定します。
手術後は、神経の回復を促すために、ビタミンB12剤を服用したり、低周波療法などを行うこともあります。
回復の早さは神経の障がいの程度によって異なります。一般に、症状が軽いほど、早い回復が見込めますので、違和感を感じている方は早めにご来院頂く事が大切です。

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