診断
- 問診(スポーツ活動の有無など)、触診での疼痛部位
- 年齢、性別
- X線撮影 脛骨粗面部に軟骨性の膨隆、骨化核の分離、遊離および不整像
以上で診断は確定出来ます。
治療
- 部活動における練習量の軽減,あるいは休養。
初期の段階での休養が、結果的に早期復帰につながると言われています。 - 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチング
- 練習後のアイシング、湿布
- バンド装着の治療
以上の様な治療がありますが、「成長痛」だからということで安易に放置、自己流の治療、また練習を続けていると、なかなか治らなかったり後遺症が残ることがあります。
スポーツを専門としている病院での診察、検査を受け、アドバイスを受けることをお勧めします。
私事(原則行:当病院スポーツ整形・リハビリテーションセンター長)ですが、中学1年で陸上部に入部後、オスグット病になりました。
短距離のクラウチングスタートの「位置について」の姿勢で、後ろ脚の膝を地面につけただけで痛みが出るので、膝を浮かせていた記憶があります。しかし練習量を調整することで、中学2年時には自然と痛みはなくなりました。