看護部
看護部長挨拶
北海道整形外科記念病院は、整形外科単科の病院です。
ご覧になられるとおわかりいただけますが、院内環境の至るところに看護が息づいています。
その環境の中で看護部は「明るく・元気に・はっきりと」をモットーに多くの整形外科看護のスペシャリストが育つことを目標にしています。
家族が患者になった時に受けさせたいと思う看護を提供したい。
そのために自分たちの専門性を十分発揮し、他の医療職者とも協力し合い、患者さんが安心してご自宅へと戻られるようにと関わっています。
看護部長 森分 真紀子
看護部の理念
看護部目標
1. チームで関わる継続看護:入院前から退院を見据え、統一した看護を提供する
2. 自分の看護の力を発揮しよう。(新人は組織全体で育てる)
3. コミュニケーション能力を高め、スタッフ間で助け合い、働きやすい環境を作る
看護部概要
入院基本 : | 10対1入院基本料 |
病床数 : | 199床(一般病棟160床、地域包括ケア病棟39床) |
夜勤体制 : | 夜勤体制選択制(2交代・3交代) |
勤務時間 : | 日勤8時30分~17時00分 準夜勤16時00分~22時00分 深夜勤21時45分~9時00分 2交代における通し勤務16時00分~9時00分 |
看護体制 : | チームナーシング・継続受け持ち制 |
看護職員 : | 看護師数165名 看護助手数16名(令和5年4月現在) |
診療実績 : | 外来一日平均280名以上、手術年間3000例以上 |
教育体制 : | 看護の質向上を目的に看護教育委員会が中心となって経年別院内研修を実施しております。 更に病院の協力を受けて道内・全国の学会・研修会に参加すると同時に看護研究発表を行っています。 |
教育目標
1. 急性期医療に対応した看護実践能力を修得し、看護実践が出来る
2. チーム医療の中で看護職として専門性を発揮できる
3. 専門職業人としての自覚を持ち、主体的に自己研鑽できる看護師を育成する
4. 思いやりのある温かい看護が提供できる看護師を育成する
看護単位 | 外来 |
---|---|
手術室、中材 | |
病棟(2階西病棟・2階東病棟・3階西病棟・3階東病棟・各40床)4階病棟(地域包括ケア病棟)39床 |
研修会
月 日 | 曜 | 講義 | 講師 | 担当 |
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6月6日 | 月 | 上肢疾患 | 西尾泰彦 先生 | 3東 |
6月15日 | 水 | 麻酔と術後管理 | 堀口貴行 先生 | 手術室 |
6月27日 | 月 | 股関節疾患 | 大浦久典 先生 | 4F |
7月11日 | 月 | 下肢疾患 | 清藤直樹 先生 | 2西 |
7月25日 | 月 | 脊椎疾患 | 竹内宏仁 先生 | 3西 |
8月8日 | 月 | リウマチ疾患 | 中村聡子 先生 | 2東 |
全国学会発表
【令和2年】
日本看護協会看護管理学会(大阪):オンライン3題 演題発表
【令和3年】
日本看護協会学術集会(千葉):オンライン2題 演題発表
【令和4年】
日本看護協会学術集会(千葉):オンライン2題 演題発表
病棟部門
入院病棟は一般病棟4つと地域包括ケア病棟が1つあり、年間3000名を超える患者さんが入院してきます。入院当日から手術後の生活がイメージできるように、装具をつけての動作練習、車椅子・歩行器の使い方、運動の仕方など実際に体験し、疾患によっては、パンフレットやDVDを使用し具体的にイメージできるように説明し安心して手術に臨めるように努めています。
病状に問題がなければ、翌日から座る、歩くなど早期離床を行っています。
また、医療安全や感染防止に努めながら、受け持ち看護師は、患者さんと一緒にクリティカルパス(治療計画)を毎日確認し、カンファレンスで情報を共有し、医療チーム全員で退院に向けて看護を提供しています。
外来部門
上肢・下肢・脊椎・股関節の専門医又リウマチ膠原病の内科専門医が診療するシステムになっています。スムーズな診療介助と安心・安全を提供できるように努めています。
みていただく部位により待ち時間に違いがありますが、待ち時間の短縮と診療をより円滑にするために診察部位の確認、現在内服している薬など看護師がお聞きしますが、「お薬手帳」をお持ちの方は来院時に持参下さい。
外来にはお子様連れの方がご利用できる授乳コーナーとオムツ換えコーナーを備えたプレイルームがあります。
手術部門
手術室では、整形外科医師、麻酔科医師や他の医療職者と連携をとり、より安全に安心して手術を受けて頂けるよう努めています。
患者さんの不安を少しでも軽減できるように、手術前日に手術室看護師が術前訪問を行っています。
手術の流れなどを説明しておりますが、心配な事がございましたら遠慮せずお聞きください。
手術を選択された患者さんお一人お一人に、またご家族に「ここで手術をして良かった」と思って頂ける事を目標にしています。